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2012年2月8日水曜日

Hard SkillとSoft Skill

学期の初めに、必ずShopping Dayという期間が設けられている。これはSFCにもあった制度だ。この期間(通常二日間)を使って、学生は、教授が今学期どのような内容を教えるのかを吟味する。シラバスを見て面白いと思っていたのに、教授の教え方や雰囲気(話し方や生徒への接し方)を見て変更することが多々ある。まさにピンとくる授業の買い物をしている感覚である。


履修科目を決定するに当たって、一つ決めていることがある。それは、Hard SkillSoft Skillのクラスをバランスよく履修すること。

YardにあるJohn Harvard像
Hard Skillとは分析する能力を養うスキル。すなわち、経済学や統計等がここに入る。一方Soft Skillとはネゴシエーション、リーダーシップ、倫理が入る。

ここKennedy SchoolSoft Skillを重視している面が強い。リーダーを養成することを主眼に置いたプログラムなので当然の事だろう。そのため、Soft Skill関連授業の数は圧倒的に多く、教授の布陣も最高峰レベルである。

ただ、Soft Skillだけでは足りないのではないか。

今後上に立つべき者として、Soft Skillに加えて、この世の中で起こっていることを客観的に分析できる能力、すなわちHard Skillも必要であると思う。グローバル社会に生きる人間として、世界経済を分析する能力、氾濫する情報に惑わされないためにデーターを客観的に分析する能力は大切なのではないか。


そのような問題意識のもと、
春学期に履修する科目は以下の4つ+1つの聴講に決めた。

  国際経済学(Jeffry Frankel教授)
  計量経済
  行動決定論
  リーダーシップ論
  グローバル経済(Lawrence Summers教授他、聴講)

それぞれのクラスの詳細は今後紹介していこうと思っている。

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